<1分で解説>定数削減、審議入り不透明に…維新・吉村氏が反発

2025/12/13 18:20 

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 日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は、自民党と一緒に提出した衆院議員定数削減法案について、17日に会期が終わる国会を「結論が出るまで延長すべきだ」と話しました。国会ではまだ定数削減法案の審議は始まっていません。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「定数削減法案を巡る吉村代表の発言」を解説します。

Q 吉村代表が会期延長を主張したんだってね。

A 維新と自民が共同提出した衆院議員定数削減法案は審議入りの見通しが立っていません。吉村代表は「結論を出さずに終わる政治、決めない国会は真っ平ご免だ」と話し、会期延長をすべきと述べました。

Q 今はどんな法案が先に審議されているの?

A 定数削減法案を審議する予定の衆院政治改革委員会は、企業・団体献金の規制を強める政治資金規正法改正案を先に審議しています。野党側は規正法改正案の審議が優先だと主張しています。

Q 会期を延長したら、法案は成立するのかな。

A いえ、延長しても法案を成立させられるかは不透明です。与党の中には、今国会での成立を見送り、来年の通常国会で改めて成立を目指す意見もあります。

毎日新聞

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