1票差で決まった栃木・那須町長、当選無効に 再々点検受け裁決

2026/06/12 20:12 

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 わずか1票差で現職が当選した栃木県那須町長選で、県選挙管理委員会は12日、町長の平山幸宏氏(64)の当選を無効とする裁決をしたと発表した。次点だった元町議の新人、小山田典之氏(65)側の審査申し立てを受け、全1万566票を点検した結果、小山田氏が平山氏を2票上回った。裁決は11日付。

 3人が立候補した町長選は3月22日に投開票され、平山氏が5099票、小山田氏が5098票となり、平山氏の3選が決まった。

 小山田氏側の異議申し立てを受けた町選管の再点検では小山田氏が2票減り、票差が3票に開いた。小山田氏側はさらに県選管に審査を申し立てて県選管は5月16日、全票を再々点検し、疑義のある790票を抽出して審議した。

 県選管の裁決によると、無効票とされた「平山のりゆき」と書かれた6票と「ひらいでゆきひろ」と書かれた1票を平山氏の有効票、「小山田ゆきひろ」と書かれた10票を小山田氏の有効票とそれぞれ判断。また、平山氏の有効票2票について欄外に「○」が記載されているなどの理由で無効とした結果、平山氏が5104票、小山田氏が5106票となった。

 裁決に不服がある場合、30日以内に東京高裁に提訴できる。裁決か判決が確定するまでは平山氏は町長にとどまる。平山氏は12日、「内容を精査し、訴訟を起こすか検討する」とのコメントを出した。【藤田祐子】

毎日新聞

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