高市首相、英国に出発 18日まで伊仏も歴訪 G7には初参加

2026/06/13 15:50 

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 高市早苗首相は13日、羽田空港からチャーター機で英国に向け出発した。18日までの日程で英伊仏3カ国を歴訪する。15~17日にフランス東部エビアンで開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)に初参加し、高市首相が掲げる進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向け、レアアース(希土類)の備蓄など経済安全保障分野での連携強化を呼びかける。

 高市首相は出発に先立ち、首相公邸で記者団の取材に応じ「中東情勢を踏まえたエネルギー安全保障、市場の安定化に向けた連携、重要鉱物等のサプライチェーン(供給網)の強靱(きょうじん)化などについて率直に議論し、G7が連携・結束して国際社会の課題への対応を主導していく姿勢を示したい」と述べた。「重要鉱物について、日本が主導してG7各国の備蓄制度の立ち上げを支援する」とし「各国の制度の相互連携を行う共同備蓄連携構想を提案する予定だ」とも語った。

 サミットでは、トランプ米大統領との個別会談も模索する。実現すれば、3月の訪米時以来となる。フランスや招待国のブラジルとは個別会談を実施する方向。

 また、高市首相はサミットで米欧の首脳らに対し、5月に表明したFOIPの新構想も説明する。FOIPは故安倍晋三元首相が2016年に提唱し、10年となる。高市首相は中国がレアアースなどの対日輸出規制を強めている現状も踏まえて構想を進化させ、エネルギーや重要物資の供給網強化、ルールの共有などに重点的に取り組む方針だ。

 サミットに先立ち、14日にロンドンでスターマー英首相、15日にローマでメローニ伊首相とそれぞれ会談し、経済安全保障分野などでの連携を確認する。【田所柳子、原諒馬】

毎日新聞

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