２２日午前７時２０分ごろ、奈良県御所（ごせ）市で、女児（２）が母親（２５）の運転する普通乗用車にひかれた。病院に搬送されたが、約１時間後に死亡が確認された。死因は重傷頭部外傷と頭蓋骨（ずがいこつ）骨折だった。

　県警高田署によると、女児は母親の次女で、車が自宅敷地内から路上に出ようとしたところ、ひかれた。母親は、長女と次女の２人を車に乗せて保育施設に向かおうとしていたが、実際は長女だけが車に乗っており「２人とも乗っていると思い込んでしまった」と説明しているという。【木谷郁佳】