我先に海へ、少し冷たい海楽しむ 和歌山・白浜で海水浴場開き

2025/05/03 21:29 

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 ゴールデンウイーク後半が始まった3日、和歌山県内各地は好天に恵まれ、新宮市では最高気温が25・1度と6月中旬並みの陽気となった。最高気温が20度を超えた白浜町では白良浜の海水浴場開きがあり、約1000人が訪れた。

 南紀白浜観光協会の新藤正悟会長は「少し風は冷たいが、早くて長い夏が今日から始まるので、白い砂浜ときれいな海を楽しんでください」とあいさつ。神事の後、テープカットが終わると、待ちかねた子どもたちが我先にと飛び込んだり、水を掛け合ったりし、少し冷たい海を楽しんだ。

 ライフセーバーのデモンストレーションや、ハワイアンフラダンスの披露などもあった。堺市南区の会社員、細川和輝さん(36)は「娘がフラダンスに出るので、家族で来ました。天気がいいので浜辺でゆっくり過ごします」と笑顔を見せた。また、大阪・関西万博の「ミャクミャク」に扮(ふん)した東大阪市の会社員、今村祐輔さんは「少し早い夏の雰囲気を味わえた。ジャイアントパンダがいなくなっても白良浜がある」と語った。【大澤孝二】

毎日新聞

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