ザブングル加藤さん、地元市長とコンビでM-1挑戦へ 三重・四日市

2025/05/19 21:26 

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 三重県四日市市の森智広市長(46)は19日の定例記者会見で、漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2025」に、ザブングル加藤(本名・加藤歩)さん(50)と新コンビを組んで挑戦することを明らかにした。森市長は「少しでも四日市をPRできれば。決勝に進めるとは思わないが、爪痕を残したい」と意気込んだ。

 加藤さんは四日市市出身。お笑いコンビ「ザブングル」解散後はピン芸人として活動中で、市の観光大使も務めている。森市長によると、今年4月に市内のイベントで加藤さんから「M―1出ましょう!」と誘われ、市のPRになればと決意したという。

 コンビ名は未定。ネタは加藤さんが考えているという。森市長は、高校の文化祭で漫才を披露したり、大学では一発芸で周囲を盛り上げたりと、ムードメーカーだった自身の「過去」を明かし、「四日市を盛り上げるという大きな目標に向かってがんばる」と決意表明した。

 M―1グランプリは2001年に始まった。出場資格は結成15年以内の漫才師。20回目の昨年は過去最多の1万330組がエントリーした。これまでにも大阪府柏原市長や愛知県西尾市長ら複数の首長が挑戦している。【荒川基従】

毎日新聞

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