「急に風が強まって」2.5メートルの看板落下 北九州のたい焼き店

2025/06/16 16:49 

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 梅雨前線などの影響で、北九州市内は16日昼過ぎから局地的に激しい雨と風に見舞われた。福岡管区気象台によると、九州北部地方は、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大気が非常に不安定な状態になっている。

 小倉北区魚町のたい焼き店「鳴門鯛焼本舗」小倉魚町店では同日午後1時35分ごろ、店舗上部の壁面に設置してあった看板(高さ約2・5メートル)が、強風にあおられ落下した。

 「天然鯛焼」と書かれたプラスチック製の看板は留め具もろとも落下した。店舗は国道199号と魚町銀天街アーケードに面した交差点付近にあるため、信号待ちの通行人らで一時騒然となったが、看板の落下や飛び散ったプラスチック片によるけが人はいなかった。販売担当者は「急に風が強まって看板が落ちてきた。お騒がせした」と話している。

 気象台によると、夜遅くにかけて強風と雷が発生する恐れがあり、注意を呼びかけている。【橋本勝利】

毎日新聞

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