ホテルで女子高校生にわいせつな行為をしたとして、警視庁少年育成課は２６日、東京都練馬区上石神井４、会社員、木村正遥（まさはる）容疑者（２２）を都青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕したと発表した。木村容疑者は、新宿区歌舞伎町の行き場のない若者が集まる一角で「トー横の帝王」「はるぴ」などと呼ばれていたという。

　逮捕容疑は５月６日、新宿区のホテルで、１８歳未満と知りながら高校３年の女子生徒（１７）にわいせつな行為をしたとしている。「ワンチャンあるかと思い、軽いノリで誘った」と容疑を認めているという。

　警視庁によると、木村容疑者と女子生徒は知人を介して知り合い、歌舞伎町で会うようになったという。５月９日、女子生徒が喫煙していたところを補導され、事情を聴く中で今回の事件が発覚した。【菅野蘭】