マンホール4人転落死 勤務先、マスクや安全帯なしは「現場判断」
埼玉県行田市でマンホールに男性作業員4人が転落し死亡した事故で、4人の勤務先の「三栄管理興業」(さいたま市)は5日、事故時に作業員が転落防止用の保護具(安全帯)を着用せず、酸素を供給するエアラインマスクを用意しなかったのは「現場の判断だった」と明らかにした。いずれも作業上のルールに違反していたとの認識を示した。
同社は取材に対し、4人が安全帯を着用していなかった理由について「防護服を着た上に着用するため、熱中症予防のために作業開始直前まで着用していなかった」と説明。エアラインマスクについては「以前の作業時に硫化水素濃度に問題が無かったため今回も持っていかなかった」とした。緊急時の対応マニュアルの有無については「(酸素欠乏危険作業主任者などの)有資格者が作業対策を講じるように伝えていた。会議等での注意喚起、掲示を行っていた」とだけ回答した。
一方、行田市は5日、同社が市に提出した「業務計画書」を報道各社に公表。事故が起きた作業は7月28日に追加が決まった工程だったと明らかにした。市の担当者は「工期が過密になっていたなどの状況は無かった。安全帯やマスクは法令で運用が定められており、これらが守られていると思っていた」と述べた。【田原拓郎】
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