福岡で再び線状降水帯 九州北部で11日朝にかけ発生の恐れも

2025/08/10 13:23 

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 気象庁は10日午後0時17分、福岡県で線状降水帯が発生したと発表した。非常に激しい雨が同じ場所で降り続き、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害が発生する危険度が急激に高まっているとしている。福岡県では9日深夜にも線状降水帯が発生した。

 また気象庁は10日、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分各県で11日朝にかけ、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があると発表した。

 気象庁によると、対馬海峡から日本の東に延びた前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大気が非常に不安定になっており、11日正午までの24時間の予想雨量は多いところで、四国300ミリ▽九州北部250ミリ▽関東甲信、東海、九州南部200ミリ▽近畿180ミリ▽中国120ミリ▽東北、北陸100ミリ――となっている。【平川昌範】

毎日新聞

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