砂利運搬船とヨット衝突 現場付近、霧立ちこめ視界不良多く 大分
13日朝、大分県津久見市の保戸島沖で砂利運搬船「第三十八さだ丸」(492トン)とヨットが衝突した事故では、大分市の医師、山本真さん(70)が海上で救助されたが、その後死亡が確認された。
海上保安部によると、事故があったのは、保戸島北東約2キロの海上。津久見港と保戸島を結ぶ旅客船の船長、竹尾重治さん(75)によれば、付近には霧が立ちこめることが多く、数十メートル先が見えなくなることがあるという。
また、セメント工場関連の貨物船の往来も激しく、霧の濃い時には注意を要する。事故の一報を受け、竹尾さんは「50年近くこの航路で船に乗っているが、船同士の接触事故は聞いたことがなかった。同じ船乗りとして安全第一を肝に銘じた」と顔を曇らせた。
当初、ヨットには複数人が乗船していたとの情報もあり、山本さんが海上で発見された後も、海上保安庁などによる捜索活動は続いた。周辺からは船体の一部とみられる破片が見つかっており、ヨットは沈没した可能性が高いという。
事故を受け、県セーリング連盟の担当者は「ヨットに限らず、航行時には周囲を確認することや、視界が悪ければ出港しないことを改めて注意喚起する。緊急時の連絡体制も確認したい」とコメントした。【李英浩、山口泰輝】
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