能登地震2年 ボランティア団体が復興願い仮設住宅で門松を配布

2025/12/30 15:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 最大で震度7を観測した能登半島地震は、2026年元日、発生から2年となる。25年も年の瀬を迎え、石川県輪島市町野町の仮設住宅では、門松を飾る被災者の姿が見られた。

 ボランティア団体「とやま311ネット」は被災者に手作りの門松や正月飾りを配るため、仮設住宅を訪れた。代表の酒井隆幸さん(69)は「復興を祈願して門松を作った。穏やかに年越ししてほしい」と話す。

 門松を受け取った堀江政子さん(78)は、自宅が中規模半壊した。「来年こそは自宅に戻って、徐々に元の生活を取り戻していきたい」【島袋太輔】

毎日新聞

社会

社会一覧>