能登地震2年 年の瀬迎え石川・輪島 仮設住宅で年越しそば

2025/12/30 17:07 

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 能登半島地震から間もなく2年。石川県輪島市の仮設住宅「マリンタウン第1団地」では30日、お正月を前に被災した住民らによる年越しそばの振る舞いがあった。

 第1団地の自治会のメンバーらが、年越しそば約150食を用意した。訪れた被災者らに振る舞ったほか、高齢者ら移動が難しい人には部屋まで直接届けた。

 第1団地では3月に自治会が結成され、夏には祭りイベントを催すなど、被災者同士の交流を図ってきた。

 自治会長の橋爪和夫さん(68)は、おいしそうにそばをすする姿を見て「来年も仮設暮らしは続くと思うが、そばを食べて、いい年を迎えてほしい」と話していた。【岩本一希】

毎日新聞

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