諏訪湖「御神渡り」出現なるか 暖冬心配も、1月5日から湖面観察
厳寒期を迎えた長野県の諏訪湖で1月5日早朝、「御神渡り」出現に向けた八剱(やつるぎ)神社(諏訪市小和田)の「湖面観察」が始まる。御神渡りが出現しない「明けの海」は7季続いており、今季現れなければ、室町時代後期の8季と並ぶ最長記録となる。
判定と神事をつかさどる宮坂清宮司(75)は「必ず(拝観式が)できるとの期待をもって湖に寄り添い、氷の声を聞きたい」と意気込みを語った。
御神渡りは、割れた湖氷が山脈状にせり上がる自然現象。観察記録は室町時代中期、1443年の「当社神幸記」に始まり、「御渡帳」、「湖上御渡注進録」と書き継がれてきた。今季で584年目となり、世界でも類のない気象記録として注目される。
地元では「神様の恋の通い路」と親しまれ、かつてはほぼ毎年出現した。記録を解読した宮坂宮司によると、明けの海は2025年までの583年間で計81回(記録上は欠落している5回を含む)。特に1951年以降、明けの海が急増しているという。連続記録は1507年から14年の8季で、2019年から25年の7季がそれに次ぐ。
宮坂宮司は「暖冬予報もあり、明けの海の連続記録に並ぶかもしれない」と心配しながらも、出現を期待して祈りをささげる。
湖面観察は2月の立春まで、毎朝午前6時半から、宮坂宮司と岡崎広幸・大総代ら氏子総代が舟渡川左岸河口(諏訪市豊田)の観察場所で気温、水温、湖面の状態などを記録する。【宮坂一則】
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