新年を前に願いを込めた大鏡餅奉納 熱田神社・名古屋

2025/12/30 15:31 

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 新年の五穀豊穣(ほうじょう)や平穏無事を願う大鏡餅が30日、名古屋市熱田区の熱田神宮に奉納された。

 愛知県内の農業関係者でつくる「熱田神宮豊年講」が1955年から毎年行っている恒例行事。白い法被姿の講員約300人が、三つの支部ごとにそれぞれの大鏡餅を乗せたみこしを担ぎ、太鼓や笛が鳴り響く参道を約200メートル練り歩いた。

 今年の大鏡餅は名古屋支部が奉納した直径約1・5メートル、重さ約450キロが最大で、もち米5俵分が使われているという。

 文化殿を出発した大鏡餅は拝殿前でおはらいを受けた後に奉納された。来年1月9日の鏡開きで参拝者に振る舞われる。【山崎一輝】

毎日新聞

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