永瀬九段の封じ手は大本命 藤井王将は勝負形に持ち込めるか 王将戦

2026/01/12 14:23 

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 藤井聡太王将(23)に永瀬拓矢九段(33)が挑戦するALSOK杯第75期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社特別協力)の第1局が12日午前9時、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で再開された。永瀬九段の封じ手は検討陣の大本命の2六金だった。

 1日目は角換わり戦から永瀬九段が攻め、藤井王将が守る展開で進んだ。永瀬九段が右の金を敵玉めがけて前進したのに対し、藤井王将も8筋からの攻めに出た局面で封じ手局面を迎えていた。

 永瀬九段の封じ手は、藤井王将の攻めには構わず、飛車先に金を進める「棒金」を決行する一手。控室では「永瀬九段の攻めが早そう」との評判だった。藤井王将も8筋の歩を進め、一歩も譲らない構えを見せた。

 立会の神谷広志八段は「永瀬九段が指しやすい局面が続き、藤井王将が永瀬九段の攻めへの対応を急がされています。藤井王将が永瀬九段の陣形をどう崩して勝負形に持ち込むかを模索しています」と戦況を解説した。

 持ち時間各8時間のうち、昼食休憩に入った午後0時半時点の残り時間は永瀬九段2時間59分、藤井王将2時間22分。【丸山進】

毎日新聞

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