苦難の住民に安らぐ一杯を 大規模火災の佐賀関にカフェオープン

2026/02/23 06:15 

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 昨年11月に大規模火災が発生した大分市佐賀関に、地元を離れて避難生活を送る住民らが交流するカフェが21日にオープンする。マスターの渡辺忠孝さん(65)は「避難している人と地元に残る人がつながる場所になれば」と願っている。

 店名は「関ばっくす(SEKI BACKS)」。市営住宅などで仮住まいしている被災住民に戻ってきてほしいと思いを込めた。被災した住宅街に近い公民館の一室を借りて、毎月18日と土日祝日にコーヒーやお茶を提供する。

 火災では現場近くで暮らす渡辺さんも避難所に身を寄せた。延焼を免れた自宅に戻ってからも、避難所でコーヒーを提供するボランティアを実施して住民の不安や悩みを聞き取ってきた。避難所は年末に閉鎖したが、継続を求める声が上がったため、カフェの開店を決めた。復興市営住宅への入居が始まる約2年後まで続ける予定。【山口泰輝】

毎日新聞

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