神男に触れて厄落とし 愛知の奇祭「国府宮はだか祭」に6万人

2026/03/02 05:15 

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 下帯姿の男たちが激しくぶつかり合う奇祭「国府宮はだか祭」が1日、愛知県稲沢市の国府宮神社で開かれ、約6万人の見物客でにぎわった。約1300年前から続き、「神男(しんおとこ)」に触れると厄が落ちるとされる。

 この日、隣接する同県愛西市では午後3時前に今年最高の19・6度を記録。4月中旬並みの陽気の中、約1万人の裸男たちが「ワッショイ、ワッショイ」と掛け声を上げながら、神男を待ち構えた。もみ合いに先立つササ奉納の神事では、2年前から参加を始めた女性団体の姿もあった。

 午後5時10分ごろ、今年の神男の木村勇樹さん(26)=同県一宮市=が姿を見せると、裸男たちが殺到し、祭りは最高潮に。神男はもみくちゃになる裸男たちをかきわけ、約1時間で境内の儺追殿(なおいでん)に入った。

 初めて参加した稲沢市の消防士、小沢幸一郎さん(32)は「キツかったが神男に触れた。家内安全を願いました」と笑顔で話した。【川瀬慎一朗】

毎日新聞

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