阪神なんば線・淀川にかかる橋で溶接不備 一部区間でやり直し

2026/03/17 19:06 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 阪神電鉄と国土交通省近畿地方整備局は17日、大阪市の淀川にかかる阪神なんば線の新たな橋で、一部区間に溶接の不備があったと明らかにした。品質を満たしていないため、作業をやり直すという。橋を含めた事業の完了は2032年とされているが、阪神電鉄と近畿地方整備局は「工期への影響を精査する」としている。

 阪神電鉄などによると、なんば線の福―伝法間で淀川を通過する。列車が走っている現在の橋は橋脚が多いうえ、橋桁が低いことから、大雨時に川の流れを阻害する恐れがあるとされてきた。すぐそばに約7メートル高くするなどした橋が建設されている。

 この新たな橋(全長約860メートル)で、淀川左岸の伝法駅寄りとなる約200メートルで溶接の不備が発覚した。共同企業体(JV)に入る「日本橋梁」(大阪市)の担当分で、仕様書で求められたレベルに達していなかったという。

 日本橋梁を子会社としている「オリエンタル白石」(東京都)は自社のホームページで、やり直しにかかる費用は約50億円を見込んでいると公表。「徹底した品質管理体制を構築する」としている。【小坂春乃】

毎日新聞

社会

社会一覧>