都内のはしか患者が急増 早くも2025年の件数に並ぶ

2026/03/18 07:15 

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 都内では今年に入って麻疹(はしか)の患者が増えている。17日までに34件となり、2025年の件数に既に並んだ。都保健医療局によると、世界保健機関(WHO)から麻疹の「排除国」と認定された15年以来、都内での患者数が最多だった19年の124件に迫るペースとなっている。

 同局によると、年齢別では10代10人、20代15人、30代6人、40代2人、50代1人。10歳未満、60代以上の報告はなかった。

 排除国になって以降、主に海外渡航歴のある人が感染している。19年はインバウンド(訪日客)の増加などを背景に患者数が増えたが、新型コロナウイルス流行の影響で20年以降は減少。今年は海外渡航歴がある患者に加え、ない患者も増えており、インバウンドの影響も考えられるという。

 都は「麻疹は空気や飛沫(ひまつ)、接触感染が感染経路。不安がある人は医療機関に相談し、抗体検査や予防接種の検討を」と呼びかけている。【加藤昌平】

毎日新聞

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