北海道新幹線、10周年セレモニー 「同い年」の小学生らお祝い

2026/03/21 16:17 

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 北海道新幹線の開業10周年記念セレモニーが21日、北海道北斗市の新函館北斗駅で開かれた。ホームでは10周年記念の出発式が行われ、地元小学生が装飾した新幹線オブジェもお披露目された。

 記念セレモニーでJR北海道の綿貫泰之社長は「北海道新幹線は単なる移動手段ではなく、人と人、地域と地域をつなぐ未来への懸け橋。これからの10年も地域の魅力を掘り起こしたい」とあいさつ。北海道新幹線と“同い年”の北斗市立市渡(いちのわたり)小5年生14人が装飾した新幹線オブジェの除幕式もあり、駅の近くに住む山下柊斗さん(10)は「北海道新幹線を見て育ちました。次の10年も夢を運び、新幹線と一緒に一歩ずつ成長したい」と笑顔をみせた。

 駅前イベント広場では「はこだて&あおもり つながるフェスティバル」があり、鉄道好きで知られる人気お笑いコンビ「中川家」の礼二さんのトークショーや、地元・上磯中合唱部らによる演奏がお祝いムードに花を添えた。新幹線開業前から活動する「函館はやぶさPR隊」も新幹線のかぶり物に白タイツ姿で登場。隊長の小林正明さん(56)は「北海道新幹線が早期に札幌延伸することで道南の経済効果に期待したい」と話した。

 同フェスは22日も開かれ、鉄道グッズの販売や青函圏の観光PRブース、地元・大野農高や函館水産高などによる飲食ブースが設けられる。

 北海道新幹線は2016年3月26日に開業。現在、2038年度末以降の札幌延伸を目指し、工事が進んでいる。【三沢邦彦】

毎日新聞

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