自転車の「青切符」開始 イヤホン装着などの交通違反に反則金

2026/04/01 11:04 

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 自転車の交通違反に反則金を納めさせる「青切符」制度が1日始まった。取り締まりの対象は16歳以上。スマートフォンを使う「ながら運転」は即青切符で摘発される対象とする。違反しているのに警察官の指導・警告に従わない場合や、一時不停止や信号無視など二つ以上の違反が重なった運転も対象となる。

 東京都北区のJR王子駅前では1日午前、警視庁の警察官が交通ルールの順守を呼びかけた。自転車で通行していた佐藤文香さん(67)は「普段からスピードを出して歩道を走る自転車がいて、ヒヤッとすることがある。私も今まで以上に気をつけたい」と話した。

 警察官は近くで取り締まりをし、午前9時からの1時間で、一時不停止と信号無視の計16件の違反運転に対して指導・警告をした。青切符が交付された人はこの時間帯にはいなかった。

 青切符の対象となる違反は、イヤホン装着や無灯火、傘差し運転、2人乗り、並走など比較的軽微な113種類。自転車は車道走行が原則のため、歩道走行の「通行区分違反」も含まれるうえ、乱暴な走り方で歩行者を驚かせて立ち止まらせるといった行為は青切符で摘発される。

 違反別の反則金は3000円からで、「ながら運転」などが最も重い1万2000円。酒酔い運転など24種類の重大な違反は引き続き、刑事手続きに進む「赤切符」の対象となる。

 各地の警察は通勤・通学や日没前後の時間帯を中心に重点的に取り締まる方針。【菅野蘭、深津誠】

毎日新聞

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