勤務中にスマホで馬券と舟券を2251回購入 税務署職員を処分

2026/04/03 19:50 

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 勤務時間中に馬券と舟券を購入し、所得も申告しなかったとして、大阪国税局は3日、兵庫県内の税務署に勤務する30代の男性職員を停職1カ月の懲戒処分とした。職員は3日付で依願退職した。

 国税局によると、職員は2022年7月~25年4月、勤務中に私用のスマートフォンで競馬や競艇のサイトにアクセスし、馬券と舟券を計2251回購入。操作の大多数はトイレで行っていた。

 購入金額は合わせて約710万円に上り、払戻金から得た所得も申告していなかった。

 さらに24年3月と25年2月には、ギャンブル代に充てる目的で、自宅の工事をするという虚偽の書類を作成し、財務省の共済組合から計140万円を不正に借り入れ、発覚を免れるための偽装工作も行っていた。

 25年5月に国税庁監察官の調査で発覚し、職員は必要な申告をして、納税したという。

 職員は「22年に自宅を購入し、毎月の収支が赤字になる部分を何とかしたいという思いからギャンブルを始めた。負けを取り戻したいという思いから勤務時間中にも購入した」と話しているという。【飯塚りりん】

毎日新聞

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