RPG「エドガワクエスト」公開 勇者になって江戸川区を学ぶ

2026/04/07 16:00 

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 東京都江戸川区は、同区をモデルにした島を舞台に地域の魅力を学びながら冒険するロールプレーイングゲーム(RPG)「エドガワクエスト」を公開した。区内の専門職大学の学生たちが制作を手がけ、地域の観光地や防災、マナー啓発などの情報を盛り込んでいる。

 ゲームは区の事業の一環で、東京情報デザイン専門職大学(同区)の情報デザイン学部の学生4人が制作した。昨年9月、世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2025」に試作版を展示しており、その後改良を重ねて公開に至った。

 プレーヤーは「エドガワ島」の区役所で働く勇者となり、観光スポットや歴史、防災などをテーマにした9種類のシナリオに挑戦。モンスターを倒して経験値を積み、レベルアップしていく一般的なRPGのシステムを採用している。現実の地図や施設などをゲーム内に反映しており、実際に区内を巡る感覚で地域情報を学べる内容になっている。

 作中のシナリオでは、4月から区内でモバイルバッテリーなどの充電式電池が「燃やさないごみ」として廃棄可能になったことや、小学生への防犯ブザーの配布、地域イベントの開催などを紹介。さらに、16歳以上の自転車の交通違反に反則金を納めさせる「青切符」制度が4月から始まったことなど、社会情勢に合わせた情報も盛り込まれている。

 開発に携わった同大2年の佐藤己太朗(こたろう)さん(19)は「区の魅力や地域情報に今まで触れてこなかった人たちが、区を知るきっかけになればうれしい」とコメントした。

 エドガワクエストは専用ページから、パソコンやスマートフォンで無料で遊ぶことができる。【加藤佑輔】

毎日新聞

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