高市首相、自衛隊派遣と今井尚哉氏巡る報道否定 「完全な誤報」

2026/04/07 15:15 

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 高市早苗首相は7日の参院予算委員会で、ホルムズ海峡への自衛隊派遣を巡り、今井尚哉内閣官房参与から異論を唱えられたなどとする一部月刊誌の報道について「完全な誤報だ」と事実関係を強く否定した。立憲民主党の杉尾秀哉氏の質問に答えた。

 月刊雑誌「選択」4月号は、3月の訪米で自衛隊派遣に前のめりだった首相に対し、今井氏が異論を唱え、結果的に派遣を断念することになったなどと報じた。今井氏は安倍政権を首相政務秘書官として長く支えた人物で、首相は、今井氏の解任にも言及したと記されている。

 こうした報道に対し、首相は「事実ではない」と否定。「今井さんの名誉のために言うが、そのような話を私のところにしに来られたことはない」と一蹴した。

 米側の艦船派遣の要請を断る理由に憲法9条が使われたとの指摘に対し「憲法擁護義務を負っており、憲法に基づく法律の範囲内で日本ができることとできないことを伝えた」と従来の答弁を繰り返した。

 首相の在任期間中は持論の憲法改正を封印するのかと問われると「それは別問題だ。憲法を守る。順守する、尊重するという意味で申し上げた。(改憲は)国会でご議論いただくことで、内閣として何か言及することはございません」と述べた。【東久保逸夫】

毎日新聞

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