生産量日本一の宮城で養殖ギンザケ初水揚げ シーズン到来 女川

2026/04/15 15:59 

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 宮城県が生産量全国一を誇る養殖ギンザケが15日、同県女川町の女川港で今季初水揚げされた。町内で育ったギンザケが早朝から次々と運び込まれ、シーズンの始まりを告げた。

 国内の養殖ギンザケは同県南三陸町の志津川湾で1970年代に始まり、宮城県が長く生産量のトップ。一大産地の女川町では午前4時過ぎ、同町の出島(いずしま)で養殖された氷締めのギンザケ約6トンが水揚げされ、女川魚市場にトラックで運び込まれると、すぐに選別機にかけられた。重さは1~1・5キロが中心だったが、この季節としては大きい2キロ以上のものもあった。

 女川魚市場の昨年の養殖ギンザケの水揚げ量は約4400トン。金額は約40億6000万円で、魚市場全体の半分以上を占めるという。近年は初水揚げが半月ほど遅れ、4月に入るのは3年連続。今年は3月の低水温で稚魚の生育が遅れたが数は多いといい、7月ごろまでに約5000トンの水揚げを見込む。

 入札では1キロあたり1100~1280円というご祝儀相場の値が付いた。女川魚市場の丹野秀之専務は「天然のアキサケが減り需要が上がる中、脂の乗ったいいサケが揚がってよかった」と話した。この日は石巻魚市場でも約9トンの入荷があった。【百武信幸】

毎日新聞

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