トランプ氏、伊首相に不満 対イラン巡り 教皇批判であつれきか

2026/04/15 16:17 

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 トランプ米大統領は14日、イタリアのメローニ首相が米国とイスラエルによる対イラン軍事作戦に非協力的だとして「ショックを受けた。彼女は勇敢だと思っていたが、間違いだった」と不満を表明した。

 メローニ氏は、トランプ氏と良好な関係を築き「欧米の橋渡し役」を自任してきた。米政治メディア「ポリティコ」は、「トランプ氏が欧州で最後の、そしておそらく最も強固な同盟国に牙をむいた」と報じている。

 ポリティコによると、トランプ氏はイタリア紙コリエレ・デラ・セラの電話インタビューで発言した。

 メローニ氏は13日、トランプ氏が対イラン軍事作戦に反対するローマ教皇レオ14世を批判したことについて「容認できない」と強く反発していた。これに対し、トランプ氏は「容認できないのは彼女の方だ。イランが核兵器を保有することを気にしていない」などと非難した。

 メローニ氏はトランプ氏との親密な関係を誇示してきたが、対イラン軍事作戦に関しては「国際法の範囲外」の介入として批判している。イタリア政府が、米軍機が中東に向かう際に南部シチリア島の空軍基地を使用することを認めなかったとも報じられている。【鈴木一生】

毎日新聞

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