焼失面積201ヘクタールに 岩手・大槌町の山林火災、消火続く

2026/04/23 11:16 

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 22日午後に岩手県大槌町で発生した山林火災で、岩手県と自衛隊は23日もヘリコプターを使って消火活動を続けている。しかし、鎮火のめどは立っておらず、焼失面積は前夜から約90ヘクタール拡大し、同日午前6時現在で計約201ヘクタールに達している。

 町役場で記者会見した平野公三町長は「現在発表中の北海道・三陸沖後発地震注意情報や昨年2月に大船渡市であった大規模山林火災も踏まえて、対応を進める」と話した。

 町は22日、周辺の1884人を対象に避難指示を出した。3カ所に避難所を開設し、計219人が避難した。60代の女性が避難所で転倒し、あご付近をけがした。23日は町内の全小中高校が休校になり、固定電話が不通になっている地区もあるという。岩手、秋田、青森3県の防災ヘリ3機と自衛隊のヘリ5機が空中から消火活動をする予定。

 山林火災は22日午後1時50分ごろ、岩手県大槌町小鎚で発生し、家1棟が全焼するなど計7棟が焼けた。さらに、3時間後の午後4時半ごろには、約10キロ離れた大槌町吉里吉里(きりきり)地区の山林でも火災が起きた。町によると、焼失面積は小鎚地区で23ヘクタール、吉里吉里地区で178ヘクタール。【奥田伸一】

毎日新聞

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