東京・豊島区が23施設の民泊に業務停止命令へ 対策強化の一環

2026/04/24 19:13 

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 東京都豊島区は24日、民泊15事業者23施設に対し、住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づき1年間の業務停止命令を出す方針を明らかにした。義務付けられている宿泊実績の定期報告を怠り、業務改善命令にも従わなかった。弁明の機会を与え、6月ごろに発出する見通しだ。

 民泊新法は、宿泊者数や国籍といった実績を偶数月の15日までに報告するよう、事業者に義務付けている。区は3日、昨年12月と今年2月の2回連続で定期報告を怠った83事業者202施設に業務改善命令を出した。うち15事業者23施設は4月の定期報告もしなかったため、業務停止命令を出すことにした。

 豊島区の民泊施設数は3月時点で1859件と全国5番目に多い。周辺住民の苦情は216件に上り、6割が騒音やごみ出しのルール違反。区は営業期間の制限など対策強化に乗り出している。高際みゆき区長は24日の記者会見で「適正な民泊運営で住民の生活環境を守りたい」と語った。【岡正勝】

毎日新聞

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