タケノコ掘りに行った5歳児、行方不明21年 香川県警が再捜索

2026/04/29 14:28 

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 香川県警は28日、同県坂出市の竹林で21年前に5歳女児が行方不明になった件で、現場周辺で発覚以来となる150人規模の大がかりな再捜索を実施した。情報提供も途絶えがちになる中、風化防止を目的にチラシを配布した。

 行方不明になっているのは、当時幼稚園児だった高松市の大西有紀さん。2005年4月29日、家族とタケノコ掘りのイベントに参加し、坂出市王越町木沢の五色台ビジターセンター付近の竹林で昼過ぎに目撃されたのを最後に、行方が分からなくなった。所持品なども見つかっておらず有力な手がかりはない。寄せられた情報も14年が最後だった。

 28日の捜索活動は午前10時前、小林雅彦・県警本部長が「少しでも手がかりを見つけたい」と訓示。警察犬9頭らと現場付近の山中を調べたほか、最後に目撃された地点に近い「タンベ池」で、県警機動隊潜水部隊20人が水中を捜索。上空からもドローン2機を出動させた。

 一方、坂出市内のスーパーでは、坂出署員が有紀さんの当時の写真と服装のイラストや、26歳になった有紀さんを想像した似顔絵が印刷されたチラシとティッシュを買い物客に配った。檀原智裕署長は「どんなささいな情報でも提供をお願いしたい」と話している。情報提供は坂出署(0877・46・0110)まで。【広田正人】

毎日新聞

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