昭和100年記念の式典開かれる 高市首相や両陛下が出席

2026/04/29 18:06 

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 政府は29日、東京都千代田区の日本武道館で「昭和100年記念式典」を開いた。今年は昭和改元から100年に当たり、この日は昭和天皇の誕生日。高市早苗首相は式辞で「日本に希望を生み出していく」と語った。式典には天皇、皇后両陛下も出席された。

 100年の節目で政府は「激動と復興の時代を顧み、将来を考える」として多様な事業を展開しており、式典はその一環。国会議員や各界功労者ら約5600人が参加した。

 首相は昭和について「戦争、終戦、復興、高度経済成長といった未曽有の変革を経験した」と総括。今後の展望として「インド太平洋の輝く灯台として、自由と民主主義の国として、世界から頼りにされる国を創り上げていく」と述べた。

 衆参両院の議長、最高裁長官はあいさつで「戦争の犠牲」に言及し、「先人が築いた平和への感謝」に触れた。その後、海上自衛隊東京音楽隊が「上を向いて歩こう」「Get Wild」など昭和の流行歌を披露した。

 式典を巡っては、2024年5月に超党派の議員連盟(会長・麻生太郎自民党副総裁)が当時の岸田文雄首相に開催を要望。政府は同7月、内閣官房に「『昭和100年』関連施策推進室」を設け、25年11月の閣議で式典開催を決めた。【山田奈緒】

毎日新聞

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