世田谷区が区施設に生理用品設置 小中学校など2700カ所に

2026/05/02 09:45 

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 女性の生理に関する負担を軽減するため、東京都世田谷区は4月、区立学校や図書館など区施設の女性用トイレに「備品」として生理用品を設置する取り組みを始めた。

 設置する区施設は児童館や区民センター、子育てステーションなど101施設の女性用トイレ計203カ所(多機能トイレ含む)と、区立小中学校全92校の女子トイレ計2493カ所で、順次進める。小中学校は小5~中3が対象で個室内に置く。

 当初は防災備蓄用のナプキンを使い、その後は提携するユニ・チャーム(港区)から購入する。ナプキンの耐用年数は3年とされており、備蓄分を入れ替える時にも施設設置用に回す。

 防災備蓄品の活用は品川区でも昨秋から実施。区役所内2カ所の女子トイレに設置して無償で使えるようにしている。

 生理用品の設置を巡っては、メーカーが収容箱を提供し、設置企業などがナプキンを購入、補充する仕組みが広がっている。

 2022年にこの事業を始めた花王(中央区)によると、導入企業・学校は25年8月時点の計470件から、今年4月時点で950件と倍増した。

 ユニ・チャームは、設置用に個包装のナプキンを開発して25年10月に開始。世田谷区のほか企業、学校も導入。沖縄県では小学校から大学まで計495校が導入している。【岡礼子】

毎日新聞

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