「なぜこんなことに…」 父親再逮捕に知人ら憤り 京都男児殺害

2026/05/06 19:35 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 京都府南丹市で安達結希(ゆき)さん(当時11歳)の遺体が見つかった事件で、父親の安達優季(ゆうき)容疑者(37)が6日、殺人容疑で再逮捕された。

 父親が殺人容疑で再逮捕されるという事態に、結希さんの知人らには悲しみが広がった。南丹市園部町の男性(70代)は、11年で人生が絶たれた結希さんに「ほんまにかわいそう。何のために生まれてきたのか」と悲痛な思いを語る。

 同級生らによると、結希さんは養父になった安達容疑者について「変なおっさんが急に家に来て、めっちゃケンカになる」などと不満を漏らしていた。ある友人には「すごく細かいことで怒鳴られる」などと説明し、「あいつがおると家に帰るのが嫌や」とも打ち明けていた。

 男性は「父親は子どもを守る立場にある。(安達容疑者が関わっていたのなら)強い怒りを感じます」と憤り、「思春期で難しい時期だし、父親として大人の目線で包み込むことができなかったのか」。

 男性には小中学生の孫がおり、「町全体が暗いムードになってしまい、事件のショックで学校に行きづらい子もいると聞く。みんなで子どもを守っていかないといけない」と語った。

 安達容疑者は結希さんの行方が分からなくなってから、情報提供を求めるビラを配るなど、息子を捜し歩くそぶりを見せていた。

 幼いころの結希さんを知る50代女性は「何があったのか分からないけど、あんなにかわいい子を手にかける必要はなかったはずだ。なぜそんなことになってしまったのか、教えてほしい」と訴えた。【国本ようこ、安徳祐】

毎日新聞

社会

社会一覧>