19法人の名称も流出 西日本シティ銀行BeReal.投稿問題

2026/05/12 20:37 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 西日本シティ銀行(福岡市)の行員が顧客名などが映り込んだ動画を支店で撮影し、SNSに投稿した問題で、村上英之頭取は12日の決算記者会見で、当初は顧客名が写されたのは7人分としたが8人に増え、うち1人は住所も含まれ、さらに19法人の名称も外部から閲覧可能となっていたと明らかにした。

 同行によると、行員は2025年1~10月ごろに下関支店(山口県下関市)の執務室で、持ち込みが原則禁止されている私有スマートフォンを使って顧客名などが記載されたホワイトボードや書類が写り込んだ動画をSNSに投稿し、ネット上で転載、拡散された。

 行員のスマホには不適切な画像が9件あり、少なくとも現在、7件分がX(旧ツイッター)上で閲覧可能となっているという。村上頭取は12日、「お客さまをはじめ多くのみなさまに多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわびします」と陳謝した。同行は「早急に弁護士と相談して削除要請したい。事実関係や原因の検証をして、再発防止に努める」としている。

 同行は4月29日に顧客情報が拡散していることを把握し、翌30日におわびをホームページに掲載した。

 行員が投稿したのは写真共有アプリ「BeReal.(ビーリアル)」で、アプリ利用者に不特定の時間に通知が届き、2分以内に写真投稿を促される。日常のリアルな一瞬を切り取ることができると若い世代に人気となっている。【中園敦二】

毎日新聞

社会

社会一覧>