両陛下、西日本豪雨被災者らに「お体に気を付けて」 愛媛訪問

2026/05/16 19:14 

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 天皇、皇后両陛下は16日、全国植樹祭に出席するため、愛媛県を訪問された。2018年に発生した西日本豪雨の被災者ら3人と大洲市内で懇談し、「お体に気を付けて」などと励ましていた。

 大洲市は豪雨による河川の氾濫などで関連死を含めて5人が犠牲となった。農家の矢野正祥(まさかず)さん(65)は消防団長としてボートを使った救助活動を指揮した。天皇陛下は「一番大変なことは?」と尋ねていた。

 実家の「養老酒造」の酒蔵が水没した山内倫太郎さん(33)は被災後に酒造りを継いだ。経緯に耳を傾けた皇后雅子さまは「お体に気を付けて。良いお酒を」と声をかけていた。

 これに先立ち、両陛下は県立長浜高校水族館部が運営する「長高水族館」を見て回った。オレンジと白の模様が鮮やかなカクレクマノミのほか、水陸で暮らすミナミトビハゼの水槽をのぞき込みながら、生態や特徴について生徒たちへの質問を重ねていた。

 今回の愛媛訪問は1泊2日の日程で、17日には松山市で開かれる植樹祭の式典に臨む。両陛下そろっての愛媛訪問は27年ぶり。【柿崎誠】

毎日新聞

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