両陛下、愛媛で全国植樹祭に出席 「豊かな森林を未来へ」

2026/05/17 18:19 

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 天皇、皇后両陛下は17日、松山市の愛媛県総合運動公園であった全国植樹祭に出席された。天皇陛下は「豊かな森林を次の世代、その先の未来へ引き継ぐことが私たちの果たすべき大切な役割です」とおことばを述べた。

 式典に先立ち、両陛下は県立とべ動物園(砥部町)を訪問。日本で初めて人工哺育に成功したホッキョクグマの「ピース」と対面し、陛下は「かわいい目をしている」と喜んだ。皇后雅子さまは「名残惜しい」と語り、別れ際まで手を振った。

 ピースは現在26歳。母グマは育児ができず、飼育員の高市敦広さん(56)が自宅に連れ帰るなどして育ててきた。両陛下は高市さん一家とも交流。高市さんによると、雅子さまは「ピースに会うのが夢でした」と涙ぐんでいたという。

 園では多くの生き物の絵を描いてきた自閉症の画家、石村嘉成(よしなり)さん(31)とも面会した。雅子さまはピースを描いた絵の色遣いに注目し、「すてきな絵ですね」と伝えていた。

 16日から愛媛入りした両陛下は侍従を通じ、感想を公表した。2018年にあった西日本豪雨の被災者らと懇談したことについて「被災の困難の一端に触れ、復興に尽力されていることに敬意を抱きました」とした。【柿崎誠】

毎日新聞

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