コブクロ、始まりの街「堺東」の魅力発信 「夢と勇気くれた」

2026/06/13 11:45 

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 男性デュオ「コブクロ」が出会ったまち「堺東」をアピールしようと、南海堺東駅前の商店街でコブクロゆかりのイベントが開催されている。同駅近くの堺市役所では2人の軌跡を紹介する展示会も始まった。オープニングセレモニーには小渕健太郎さんと黒田俊介さんも参加。小渕さんは「堺東は僕らに音楽への夢と勇気を与えてくれた場所」と話した。【中村宰和】

 コブクロは、堺市内で会社員生活を送っていた宮崎市出身の小渕さんと、堺市出身の黒田さんが商店街でそれぞれ路上ライブをしていて出会い、1998年9月8日に結成した。2001年に「YELL~エール~」でメジャーデビュー。代表曲は「蕾(つぼみ)」や「桜」で、大阪・関西万博の公式テーマソング「この地球の続きを」を歌った。今年はメジャーデビュー25周年にあたる。

 商店街には24年、黒田さんを発起人にオープンした焼き肉サンド店「九月八日」があり、店の前に2人の足形モニュメントがある。周辺では「堺東たまごかけご飯選手権」を30日まで開催中で、たまごかけご飯好きの小渕さんこだわりのしょうゆ「たまごかけん太郎」を使い、10店舗が独自の味を考案して競っている。価格は全店統一の500円で、食べた人は感想を書いて投票する。8月上旬に結果の発表を予定する。また、商店街と周辺の17店舗では、宮崎県の蔵元とコラボした結成25周年記念焼酎「こぶくろうま」を提供している。

 展示会は5月30日に同市役所21階展望ロビーで開幕した。コブクロゆかりの商店街の場所を地図で紹介し、ライブで使用したマイクや等身大パネル、サイン入りグッズ、記念スタンプなどを展示している。

 オープニングセレモニーで、小渕さんは「今回、この場所を作ってもらい、初めて目に見える形で堺東にコブクロという桜が芽生え、歴史を刻んでいたと感じることができた」とあいさつした。黒田さんは取材に「ここに来た帰りに魅力的な店がいっぱいある商店街に立ち寄ってほしい」と呼びかけた。展示会は入場無料で、27年3月末まで。

 堺東中瓦町商店街振興組合の高岡武史理事長は「2人が今も堺東を大切に思い、帰ってきてくれることがうれしい。堺東の新たな魅力の発信につながることを願っている。商店街や周辺のまちが一緒になって堺東を盛り上げていきたい」と話した。

 堺市は、小渕さんが描いたコブクロが歌う様子のイラストの著作権を無償で譲り受けた。堺の観光振興や地域活性化に役立てることを条件に、無料で民間事業者や団体に使用を許可する。

毎日新聞

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