玉城知事、平和宣言で「辺野古移設反対」トーンダウン 言及せず

2026/06/23 19:07 

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 沖縄県の玉城デニー知事は「慰霊の日」の23日、沖縄全戦没者追悼式で読み上げた平和宣言で「辺野古新基地建設」のフレーズを使わなかった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設反対は、玉城知事が最も重視してきた政治姿勢の一つ。知事として出席した2019年以降、平和宣言で毎年言及してきたが、トーンダウンの姿勢が鮮明になった。

 玉城知事は24年まで平和宣言で明確に「辺野古新基地建設の断念」を政府に求めてきたが、25年は「断念」の文言をなくし、沖縄の過重な基地負担の一つとして言及した。さらに、26年は「一方的な押しつけではない、日米両政府と県の対話による解決を求める」と訴え、辺野古移設計画に直接言及しなかった。

 辺野古移設を巡り、県は政府との法廷闘争に敗れ、移設工事を止める有効な手段を失っている。玉城知事は追悼式後、報道陣の取材に、移設断念を求める姿勢は「まったく変わらない」と強調した。【平川昌範】

毎日新聞

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