近鉄京都駅の脱線事故、復旧のめど立たず 2、3両目が脱線

2026/06/29 15:48 

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 29日早朝に近鉄京都駅(京都市下京区)で起きた脱線事故で、近鉄は同日午後、事故の影響で一部区間で運転の見合わせが続いている近鉄京都線について、29日中の復旧のめどが立っていないと明らかにした。

 近鉄によると、事故は29日午前5時15分ごろに発生。京都発橿原神宮前行きの普通電車(4両編成)が、京都駅を出発した直後に脱線した。乗客30人と乗員にけがはなかった。

 脱線した電車は始発電車で、時速約20キロで走行中に京都駅から約120メートルの地点で運転士が異変を感じて停車。確認したところ、2両目と3両目が脱線していたという。

 運転士は「分岐器(ポイント)を通過時、後ろから引っ張られるような感じを受けた」と話している。営業前の線路点検では分岐器を含めて異常はなかったという。

 運輸安全委員会は鉄道事故調査官を現地に派遣し、事故原因の調査を始めた。

 脱線の影響で、近鉄京都線は京都―上鳥羽口間の上下線で運転を見合わせているが、復旧には時間がかかる見通しで、運転再開のめどは立っていない。

 他の区間でもダイヤが乱れ、JRや京阪電鉄などで振り替え輸送を実施している。【国本ようこ】

毎日新聞

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