フィギュア中井亜美選手に市民栄誉賞 母校で交流も 千葉・市川
千葉県市川市は29日、2月のミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート女子で銅メダルを獲得した同市在住の中井亜美選手(18)に市民栄誉賞を授与した。
市議会議場で開かれた授与式で、田中甲市長は「中井さんは市川市の誇りです」とたたえ、花束と盾を贈った。中井選手は「市川市の皆様の応援のおかげで、五輪で銅メダルという素晴らしい結果を残すことができました。市川市の皆様に良いご報告ができるよう、しっかりと頑張っていきたいです」と謝意を示した。
◇中学生時代、一番努力したこと聞かれ
授与式後に市役所1階で、中井選手の母校である市立南行徳中学校の生徒や恩師らとの交流会も開かれた。
生徒会長の鈴木友さん(15)は中井選手に花束を渡し、「大舞台で堂々と滑り切った中井選手の姿に感動し、勇気をもらいました。パブリックビューイングの会場は大盛り上がりで、学校に行った後も友人たちとの会話は誇らしい先輩の話で持ちきりでした」と述べた。
中井選手は生徒から中学生時代に一番努力したことを聞かれ、「フィギュアスケートと学校の両立がすごく大変だったけど、時間があるうちになるべく宿題をやるように一番努力しました」と答えた。今後の抱負について「まずは世界選手権にもう一度出場してメダルを獲得したい。4年後の五輪にも出場したいので、しっかり一年一年大切に過ごしていきたい」と語った。
中井選手は新潟市出身で、小学校卒業後に市川市に転居して南行徳中を卒業。現在は通信制高校で学びながら、船橋市のアリーナで練習を続けている。初出場となった五輪のショートプログラムでトップとなり、フリーの演技では高難度のトリプルアクセルを決めて銅メダルを獲得した。
市川市民栄誉賞は16人目。これまで元プロ野球選手の小笠原道大氏らが授与されている。【石塚孝志】
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