熊本震度7、海外メディアも速報 訪日客や半導体製造で関心高く

2026/07/28 20:18 

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 熊本県で最大震度7を観測した28日の地震は、海外でも速報で発生が伝えられた。2016年の熊本地震からの復興を経てインバウンド(訪日外国人)が急増していたこともあり、特に高い関心を集めたとみられる。

 熊本空港には中国、韓国、台湾からの直行便が就航しており、この地域からの観光客数は24年は100万人を超えた。

 このうち、約40万人を占める台湾では、地元紙「自由時報」が発生直後からウェブサイトに特設ページを作って速報。SNSへの投稿などを引用し、熊本城の石垣が崩れたとの情報や、被災した商店の様子などを伝えた。

 同紙によると、台北市では27日、熊本との経済関連のフォーラムが開かれており、熊本県の木村敬知事や熊本市の大西一史市長が参加していた。木村知事は28日午前、中部・台中市を表敬訪問していたという。

 中国や韓国のメディアも地震の発生を速報。中国・上海や韓国南部などでも「揺れを感じた」との通報やSNSへの投稿が相次いだ。

 熊本はソニーや台湾積体電路製造(TSMC)といった半導体製造企業の集積地として知られている。ロイター通信は、こうした重要産業の企業が集まっていることを伝え、刻々と明らかになっていく被害状況も速報。16年の熊本地震で270人以上が死亡したことも報じた。

 地震を伝える海外メディアのSNSには、返信の形で各国から「全ての人が無事でありますように」などと被災者の安全を祈る声が相次いで寄せられた。【片野裕之、北京・畠山哲郎、ソウル日下部元美】

毎日新聞

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