台風25号、記録的大雨の可能性 7年前関東を襲った二つの台風

2026/09/20 19:40 

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 大型の台風25号は、21日昼ごろから関東甲信地方に接近する見込みだ。中でも、伊豆諸島では21日午後6時までに予想される24時間雨量は多いところで350ミリ、関東では300ミリとなり、9月の平年1カ月の雨量を超える記録的な大雨となる可能性もある。

 ◇停電、氾濫、死者100人超

 近年、関東に大きな被害をもたらした台風では、「令和元年房総半島台風」と名付けられた2019年9月の台風15号と、同年10月の台風19号「令和元年東日本台風」がある。

 台風15号は、千葉市付近に上陸。暴風の影響で大規模な停電が発生し、影響が長期間続いた。

 台風19号は強い勢力のまま伊豆半島に上陸し、関東地方を通過した。東日本の各地で記録的な大雨となり、関東や東北地方で多くの河川が氾濫。死者は13都県で災害関連死も含めて100人超に上った。高齢者を中心に避難が遅れ、移動中に河川の氾濫や土砂災害に巻き込まれた人もいた。

 19年に相次いだこの台風被害は、21年に国が災害対策基本法を改正し、災害時の市区町村による「避難勧告」を廃止して「避難指示」に一本化するきっかけの一つとなった。

 ◇数分から数十分で危険な状態に

 東京消防庁によると、短時間にまとまって強い雨が降ると、河川や下水道、用水路は数分から数十分で危険な状態に達することがある。自分のいる場所で雨が降っていなくても、上流など離れた場所で降った雨によって急に増水する場合があり、注意が必要だ。

 また、激しい雨の際には、高架下のアンダーパスや地下室、冠水した道路のマンホール周辺では避難が困難になる恐れがあるとして、特に注意するよう呼びかけている。【肥沼直寛、宮川佐知子】

毎日新聞

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