ミキハウス、19大会ぶりの本大会出場へ 日本選手権近畿予選

2024/09/20 20:16 

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 第49回社会人野球日本選手権の近畿地区予選は20日、京都市のわかさスタジアム京都で代表決定戦があり、ミキハウスが日本製鉄瀬戸内に8―3で勝ち、19大会ぶり3回目の本大会出場を決めた。日本選手権は今秋に京セラドーム大阪で行われる。【下河辺果歩】

 ◇ミキハウス・陣田匡人監督

 都市対抗は4年連続で出場しているが、日本選手権はなかなか行けなかった。地元関西の大会ということで会社からも「出てほしい」とすごく言われていた。「秋のミキハウスは弱い」と言われ続けた中で、なんとかしたいという思いでずっとやってきた。それが実ってホッとしている。

 <八回の集中打で逆転>

 最後まで諦めずにというところで、今までやってきたことを出してくれた。練習量が八回の粘りにつながった。

 <先発の桜井俊貴は八回途中2失点>

 引っ張りすぎて申し訳なかった。マウンドを降りる時に桜井に「ごめんな」と言った。大会を通して調子があまり良くない中でも試合を作ってくれるところはさすがだ。

 ◇日本製鉄瀬戸内・米田真樹監督

 <投手陣が八回に集中打を浴びた>

 踏ん張ってくれていたが、最後に相手の流れを断ち切れなかったところが敗因だ。

 打線は先に点を取れたところは評価できる。そこからの勝負どころでどれだけ我慢できるかが今後の課題だ。

 <チーム名が変わって初年度の今季を振り返って>

 いいところもあったが、勝ち続けることが大切になってくる。ここで勝ち切れなかったことを真摯(しんし)に反省して、来年以降も力を付けたい。

毎日新聞

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