大いちょう初披露の大の里、綱取りの琴桜に優勝額 12日初場所初日

2025/01/11 16:45 

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 大相撲初場所は12日、東京・両国国技館で初日を迎える。11日は土俵祭と優勝額の贈呈式が行われ、2024年9月の秋場所で2回目の優勝を果たした大の里、11月の九州場所で初優勝した琴桜の両大関に毎日新聞社から優勝額が贈られた。

 今場所、横綱昇進に挑む琴桜は「目の前で見ると、なかなか大きい」と自身初めての優勝額に初々しい感想を口にしつつ、「一つでも(多くの優勝を)目指していきたい」。先代佐渡ケ嶽親方で祖父の第53代横綱・琴桜に並ぶ優勝回数5回を新たな目標に掲げた。

 優勝額の写真撮影時はちょんまげ姿だった大の里はこの日、大いちょうを初披露した。スピード出世ゆえ、大関に昇進した九州場所には間に合わなかっただけに「やっと結えてうれしい」と笑顔。先輩大関の琴桜、豊昇龍がそろって綱取りとなるが、「自分は自分のペースで頑張りたい」と自然体を強調した。【岩壁峻】

毎日新聞

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