井上尚弥が4団体統一王座を防衛 ボクシング・Sバンタム級統一戦

2025/05/05 12:41 

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 ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチは4日(日本時間5日)、米ラスベガスで行われ、統一王者の井上尚弥選手(大橋)が、挑戦者で世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級1位のラモン・カルデナス選手(米国)に八回TKO勝ちし、ベルト4本の防衛に成功した。井上選手は2012年のプロデビューから30戦全勝で、日本選手歴代1位の世界戦勝利数を25に伸ばした。

 井上選手は神奈川・相模原青陵高時代にアマチュア7冠。「モンスター」の異名を取り、14年4月に世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王座を奪取した。12月に世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座に就いた。

 18年5月にWBAバンタム級王者となり3階級制覇を達成。19年11月に複数の団体王者が争うワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)を制し、バンタム級の主要4団体の王座統一を果たした。

 スーパーバンタム級では23年7月にWBCとWBOの統一王者に勝ち、2団体の王座を獲得して4階級制覇を達成した。12月にはWBAと国際ボクシング連盟(IBF)の統一王者を破り、バンタム級に続く2階級での主要4団体王座統一を果たした。

 前戦まで世界戦は10試合連続でKO勝ち中だった。

毎日新聞

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