社会人野球の第７７回ＪＡＢＡベーブルース杯は第３日の４日、岐阜市のぎふしん長良川球場などでリーグ戦６試合が行われた。ＪＲ東日本とＨｏｎｄａ鈴鹿が２連勝し、準決勝進出を決めた。

　Ａ組のＨｏｎｄａは九回に満塁本塁打が出て、ＪＲ北海道クラブに１０―７で逆転サヨナラ勝ちした。

　Ｂ組は、西濃運輸がニチダイを序盤から攻め、６―０で勝ち、１勝１敗とした。Ｈｏｎｄａ鈴鹿は日本製鉄鹿島を９―０で破った。川原嗣貴が完封。

　Ｃ組の日本製鉄かずさマジックがＩＭＦ　ＢＡＮＤＩＴＳ富山に８―３で勝利した。

　Ｄ組は、ＪＲ東日本が東邦ガスに３―２で逆転勝ち。トヨタ自動車は、ロキテクノ富山に９―２でコールド勝ちし、今大会初白星を挙げた。

　４日もリーグ戦６試合が行われ、ベスト４が出そろう。

　◇ＪＲ東日本・浜岡武明監督

　＜五回表の守備は、無死二塁から２者連続三振を取った古谷龍之介投手を西居建陽投手に交代した＞

　（東邦ガスの打者が）一番良い若林（俊充）君でした。古谷は２者連続で三振を取りましたが、もう一つ三振というのは、なかなか厳しいと思ったので、左の抑えの西居に「ワンアウトをきちっと取ってこい」と送り出しました。

　後手にならないよう、采配もそうですが、選手にも積極的にいくように言っています。

　＜リーグ戦２連勝＞

　４月の日立市長杯は決勝トーナメントに行きながら、日立製作所に準決勝で敗れて悔しい思いをしました。この大会は、５連勝して優勝するんだぞということで乗り込んできて、こういう競ったゲームで勝ち切れたのは非常に大きいです。