解決へ「絶対譲らぬ姿勢、米国側と共有」 拉致被害者家族らが帰国
北朝鮮による拉致被害者の家族会や支援組織「救う会」、超党派議員連盟のメンバーらが4日、訪問先の米国から帰国した。横田めぐみさん(行方不明時13歳)の弟で、家族会代表の拓也さん(56)は拉致問題の解決に向けて「日本は絶対譲らないことなどを米国側と共有できたことはとても意味があった」と話した。
家族らの訪米は2024年4~5月以来で、ランドー国務副長官や、第1次トランプ政権で米朝交渉に関わったウォン大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)らと面会。被害者の親世代の家族が存命のうちに、全拉致被害者の即時一括帰国を実現するよう協力を求めた。
面会相手には、有本恵子さん(行方不明時23歳)の父で今年2月に亡くなった明弘さんへトランプ大統領から19年に届いた手紙のコピーや恵子さんの写真を見せて訴えた。拓也さんは「明弘さんが天から見守ってくださっているような実感があった」と振り返った。
そのうえで「(米国側は)政権が代わったが、拉致問題に対する理解の深さが続いている。今こそ日本政府の本気度や覚悟が試されている」と述べ、取り組みの強化を訴えた。
田口八重子さん(行方不明時22歳)の長男で、家族会事務局長の飯塚耕一郎さん(48)も「米国の協力は、日本が拉致被害者を救うという信念を持った上での、あくまでもサポートとしての力。日本政府がどうしていくのか注視したい」と話した。【木下翔太郎】
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