信越クラブが北信越代表 6年ぶり25回目の本大会へ 都市対抗

2025/06/29 13:25 

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 第96回都市対抗野球大会の北信越2次予選は29日、長野オリンピックスタジアムで代表決定戦があり、信越クラブ(長野市)がIMF BANDITS富山に4―1で勝ち、6年ぶり25回目の本大会出場を決めた。IMF BANDITS富山は初の本大会出場はならなかった。

 信越クラブが逆転勝ちした。七回に相手の失策で追い付くと、八回に樫山瑠のソロで勝ち越し、永井敦士の2ランで引き離した。IMF BANDITS富山は三回に西丸泰史の適時打で先制したが、追加点がとれなかった。

 本大会は全国12地区の予選を勝ち抜いた31チームと、前年覇者で推薦出場する三菱重工East(横浜市)が出場。8月28日に東京ドームで開幕する。【黒詰拓也】

 ◇信越クラブ・酒井仁汰監督

 相手先発の五味投手に流れを作られてしまい、次の投手に代わるタイミングが重要と思っていました。七回に同点にできたのが大きく、八回の勝ち越しにつながりました。

 <八回に2本塁打で勝ち越し>

 ソロの樫山はチームがなかなか勝てない時期からともに戦ってきた選手で、一番信頼している打者。2ランを放った永井は勝負どころで打ってくれるので起用してきた。投手陣がよく踏ん張ってくれたから逆転で勝つことができました。

 <6年ぶりの本大会出場>

 強豪の企業チームに勝つのが目標なので、しっかり準備します。どんな大会でも目の前の試合に勝つという気持ちで挑む。楽しみです。

 ◇IMF BANDITS富山・井原拓海監督

 追加点がほしかった。自分たちも粘ったが、粘り負け。相手を称賛するしかない。出直します。打線は安打も出たが、相手投手の抜けた球にも打たされてしまいました。先発した五味は頼もしかった。五味を先頭に、投手力を底上げしたいです。

毎日新聞

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