求む「次代のヒーロー」 若きラグビー日本代表、期待と課題くっきり
◇リポビタンDチャレンジカップ2025 ●日本20―53マオリ・オールブラックス○(28日・秩父宮ラグビー場)
ラグビー日本代表にとって今年初の国際試合で、スターティングメンバーに2000年以降生まれの選手6人が名を連ねた。若きジャパンの船出は、期待と課題がはっきり見える戦いとなった。
前半9分、試合を最初に動かしたのは02年生まれの22歳で代表初選出のWTB植田和磨だった。
中央で相手のミスを見逃さず味方がボールを奪うと、「自分の持ち味はボールを持たないと生かせない。どうもらえるか意識していた」。パスを受け取り、持ち味のスピードで防御をかわしてトライを決めた。
前半32分にも再びトライを決めてフル出場を果たし、試合後は「良い経験ができた。一歩ずつ成長できれば」と充実感を漂わせた。
エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の狙いは、明確だ。「日本人の育成が欠かせない。日本人が活躍する場をもっと設けないといけない」。6月中旬から始まった合宿は、37人のうち日本ラグビー協会が認める国際試合の出場経験がない0キャップの選手が16人を占め、新しい日本の姿を模索する姿勢が浮かぶ。
だが、若さ故なのか「もろさ」もくっきり露呈した。リードする展開で始まったが、サイドに幅広く展開されると空いたスペースを突かれ始め、点差を縮められた。
後半は、勢い付いた相手にタックルを仕掛けても巧みなオフロードパスをつながれ、守りが対応しきれなかった。次々にトライを許し、一方の日本はノートライ。終わってみれば33点差をつけられ完敗だった。
下川甲嗣主将は「後半は疲労が出る中で、アタックの精度やフィジカルに課題が出た」と反省を口にした。
7月は実績豊富な選手も合流し、ウェールズとの連戦を迎える。「新星」が台頭して一回り強い日本を作るため、立ち止まっている時間はない。【川村咲平】
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