ラグビー代表、ウェールズと対戦 北九州開催なのに「日本アウェー」
ラグビーの日本代表は5日、北九州市でのテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2025」でウェールズ代表と対戦する。この一戦は国内開催ながら、日本にとって「アウェーの雰囲気になる」とも言われている。なぜなのか。
待望の男子の日本代表戦を前に、北九州の街はラグビーで盛り上がっている。これは北九州とウェールズが、ラグビーを通じた縁を深めてきたからだ。
ウェールズは2019年のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会に出場した際、北九州で事前合宿を行った。公開練習では会場が満員になった。
大会翌年には、ラグビーを通じた地域間交流の促進を目指し、北九州市とウェールズラグビー協会がレガシー協定を結んだ。
地元のラグビー協会などがウェールズの名のついたラグビーの大会を新設したり、学校の授業でウェールズ国歌や賛美歌を歌ったりした。市消防局では、ウェールズラグビー協会のドラゴンのロゴを消防車にはるなどして関係性の継続を図ってきた。
今年初めにウェールズ戦の開催が決まると、市内では6年ぶりにやってくるウェールズ代表を歓迎する準備が進められた。
試合会場のミクニワールドスタジアム北九州(ミクスタ)近くのJR小倉駅では、数カ月前からウェールズを主語にした掲示物が登場。チケットも完売した。
試合開催1カ月前のイベントでは、地元の中学生や北九州市立大に通うウェールズからの留学生、それに市消防音楽隊が登壇してウェールズ国歌を合唱するなどして熱は高まった。
イベントに駆けつけた会社員の遠藤明さん(63)は試合を心待ちにする一人で、19年の公開練習で配られた記念タオルを今でも大切に保管している。「まさかウェールズが帰ってくるとは思わず感激している。北九州で試合が開かれることに特別なつながりを感じる」と興奮気味に話す。
ウェールズ代表のベン・カーター選手は「今までの人生で経験のない歓迎で予想外だった。一生の記憶に残るもの」と感激した様子を見せた。楕円(だえん)球がつないだ『楕縁』による試合がいよいよ始まる。【林大樹】
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